◆あひる料理の試食会

今日は津山市長をお招きして、あひるの試食会が行われました。

自分もあひるを育てることに、ちょっとだけ関わっていたことと、

料理に使われた野菜を提供したので、説明のために参加しました。

 

使われた食材は8割が阿波産。

「あひる」と「無農薬りんご」

自分が提供した野菜は「ニンジン(間引き)」「カブ(間引き)」「完熟甘長トウガラシ」(ぇ

どれも、普段なら市場に出回らない品です。

 

これが、料理人の腕で大変身。

あひるのレバーとリンゴをペーストにして、バゲットに載せたものは、

レバーの臭みをリンゴの甘酸っぱさが中和。

風味をお互いが補い合う形で、レバーもリンゴも、さらに旨みを感じるものに。

この組み合わせ、全く想像していなかっただけに、一口食べた時の驚きは格別でした。

 

あひるガラからだしをとったコンソメスープは、とても澄んだ色をしていて。

しかし、しっかりとした味わいを閉じ込めたものになっていました。

もも肉、バラ肉をそのまま焼肉にしたものも、あひるそのものの味わいが楽しめました。

 

自分の野菜は、スティックにして生で頂く形で出して頂けました。

この料理法、自分はとても嬉しかったです。

この席に出されるという事は、「生で出せる自信がある味」と認めて頂けたことであり、

最も自分が望んでいた形だったからです。

良いものを食べ慣れている市長さんたちが、生野菜をかじって「美味しい!」と喜ぶのを見るのは、

とても不思議な光景であり、嬉しいと思いました。

 

そう思うと、毎日、新鮮な野菜を食べられる農家って贅沢ですね。