今日は津山市長をお招きして、あひるの試食会が行われました。
自分もあひるを育てることに、ちょっとだけ関わっていたことと、
料理に使われた野菜を提供したので、説明のために参加しました。
使われた食材は8割が阿波産。
「あひる」と「無農薬りんご」
自分が提供した野菜は「ニンジン(間引き)」「カブ(間引き)」「完熟甘長トウガラシ」(ぇ
どれも、普段なら市場に出回らない品です。
これが、料理人の腕で大変身。
あひるのレバーとリンゴをペーストにして、バゲットに載せたものは、
レバーの臭みをリンゴの甘酸っぱさが中和。
風味をお互いが補い合う形で、レバーもリンゴも、さらに旨みを感じるものに。
この組み合わせ、全く想像していなかっただけに、一口食べた時の驚きは格別でした。
あひるガラからだしをとったコンソメスープは、とても澄んだ色をしていて。
しかし、しっかりとした味わいを閉じ込めたものになっていました。
もも肉、バラ肉をそのまま焼肉にしたものも、あひるそのものの味わいが楽しめました。
自分の野菜は、スティックにして生で頂く形で出して頂けました。
この料理法、自分はとても嬉しかったです。
この席に出されるという事は、「生で出せる自信がある味」と認めて頂けたことであり、
最も自分が望んでいた形だったからです。
良いものを食べ慣れている市長さんたちが、生野菜をかじって「美味しい!」と喜ぶのを見るのは、
とても不思議な光景であり、嬉しいと思いました。
そう思うと、毎日、新鮮な野菜を食べられる農家って贅沢ですね。
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